APONUMA’s diary

カメラ散歩と漫画の話

漫画の感想 3月のライオン

はい、こんにちは

アポヌマです

カメラにはまってる最中で、漫画のお話が少ないのですが、ここらでひとつ漫画話でも

何が良いかなーとおもい本棚からあさって来ました

正直、語りたい漫画作品多すぎなんですが、アニメ化も10月に控えていて実写映画も2017年春に予定されてるそこそこタイムリーな作品を、選んでみました。


3月のライオン
著者 羽海野チカ
出版社 白泉社
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はい、今回は3月のライオンです。

ハチミツとクローバーの作者でもあります。
筆者は、少女漫画は詳しくないのですが、有名な作品を残している作者の次回作ということで、当時かなり注目されていたのを覚えています。

しかも、内容が将棋漫画。将棋のプロを描くということでかなり気になって購入したのを覚えています。

はて、さて読んでみると

これはこれは、完成度の高い漫画だなぁーとびっくり驚いたのも覚えています。少女漫画のような内言の多さ、モノローグの多さはありますが、そこまで気にならず演出と絵で魅せてくれるし、キャラデザインが、可愛すぎる。
料理を描く場面も頻繁に出てくるのですが、これがまた美味い。いや、上手い。

将棋漫画?将棋わかんないから無理~という人には、ちょっと待って、まぁまあ座って読んでみなよ。と言えるくらいに、この漫画は人間ドラマを、主軸においていて、本当に誰でも読めるくらいに将棋を絵で語ってくれています。


高校生でありながらプロ棋士。高校では友達もいなくひたすら棋士として将棋を磨き続けてきた桐谷零

両親が不在の三姉妹家族が、桐谷零を家族のように包み込んでいく

幼い頃に家族をなくしプロ棋士の養子縁組として暮らしてきた桐谷零には、自分の居場所がなく、その場所がとても温かく桐谷零も、三姉妹も、まわりのプロ棋士も、少しずつ変化していく

悩んで 回って 苦しんで 嫌なことと向き合って、一歩ずつ前進していく
泣きあって、手を取り合って

優しい...なんて優しい漫画なんだ...

この漫画は、この一言につきます。

勿論、命を削りあって 絞りあって戦う
極限の知能バトル
将棋対戦もしっかり描いていて、泥臭くもあり、青臭くもあり、色んな思いを抱えた棋士を描いた漫画としても楽しめます。
特におっさんがカッコいいです。

良いところが本当に沢山ある漫画なのです
本当にオススメです

ちなみに、多分ですが作者は手フェチなんじゃないかなーと思うぐらい、手でキャラクターの表情を表現しています。それがとても良いです。
3月のライオンを読むときは、キャラクターの手にも是非ご注目を...


てな、感じで相も変わらず、好き勝手に漫画の感想を、書き散らしておわりです。

では、また